Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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材料不足で店舗に駆け込む
私の作品は陶彫と木彫から成り立っていることが多く、種類の異なる陶土、2種類の化粧土、土の表面を磨くブロックサンダー、陶彫部品を繋ぐボルトナット、木材、種類の異なる鑿類、木槌、電動鑿、グラインダー、ジグゾー、ドリル、サンドペーパー、多彩な油絵の具、溶き油、洗浄液、大きさの異なる筆、砂、砂の硬化剤、パレットナイフ、その他細かい素材や道具を挙げればキリがないほど作品制作に必要なモノがあります。素材が足りなかったり、道具の部品がなかったりすると、作業途中で専門店に買いに行かなければなりません。遠方であれば郵送していただくこともありますが、その場ですぐ必要となっても無理がある場合もあります。予め計画を立てても、なかなか計画通りには行かず、夜は店が閉まっていて万事休すとなる場合も少なくありません。特殊なモノは在庫があるかどうか問い合わせることもあり、品物が入荷するまで1週間待ちなんてこともあります。昨日から始まった「発掘~座景~」の台座に塗装する作業ですが、もう既に「クレムソンレーキ」という油絵の具が足りなくなりました。大きめのチューブを買っておいても、4畳分のデコボコした砂マチエールに染み込ませながら塗っていくのは、想像以上に絵の具を消費するものだと思いました。今日は勤務終了後に画材店に立ち寄って、絵の具を購入してきました。思えば材料不足で店舗に駆け込んだことも随分ありました。探していたものが見つかった時の喜びは一入です。制作工程にはこんなエピソードもあって、右往左往しながら完成に向かっていくのです。