Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 制作onlyの1週間
週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。来週になると如月会の親睦会やら車の定期点検、母の七回忌等があっていろいろ予定が詰まっていますが、今週はそうした用事がなく、1週間丸ごと制作だけで過ごせた日々で、まさに制作onlyでした。今週は壁に掛ける新作のレリーフとなる杉板の刳り貫き作業ばかりやっていたのですが、昨日と今日はそのレリーフを設置するパネルに木枠を取り付ける作業に入りました。画面とレリーフの間に僅かな空間を作るため、それらを保護する目的で、パネルの周囲に木枠を付けていくのです。壁に掛ける作品は造形空間に一定の範囲を与えることになりますが、それについては後日改めて自分の考え方を述べたいと思います。今週はそんなわけで制作の事ばかり考えていて、壁に掛ける作品の当初のイメージを掘り起こしてみたりしました。この作品の画面には油絵の具で色彩を施すことを計画していて、絵画性も充分存在している作品なのです。隣り合わせる色彩をどうするか、筆致をどうするか、それと組み合わさるレリーフの杉板材に、どのような効果を持たせるか、あれこれ考えたり試したりするのは楽しい時間です。陶彫作品にも砂マチエールに色彩を施した厚板材を合わせていくので、床置きの陶彫作品にも絵画性はあると思っています。絵画性における私の認識は、陰影のついた描写を可能な限りやらずに済ませようとするもので、絵の具の塗装は平塗を基本にします。杉板材のレリーフとの相性は平塗がいいと思っているからです。ただし、絵の具の掠れは大いに利用します。書をやっている元管理職の同僚と話している時に、書の掠れがその強弱により平面を超えた空間を演出できるのに着目しました。意図的に掠れを作るのもなかなか難しいかもしれませんが、私も壁に掛ける作品の中でやってみようと思っています。筆とそこに含ませる絵の具の量で加減していくのかなぁと考えていて、次の段階では平塗の処理をどうするか、試行してみたいと思います。