Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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12冊目の図録作成
今月4日に新作の写真撮影が終わり、17日に案内状や図録用の写真を選び、23日に案内状の印刷と図録のレイアウトが出来上がってきました。案内状1000枚はギャラリーせいほうに既に届けてあります。今日は図録の色校正を確認する打ち合わせがありました。先日のNOTE(ブログ)に東京銀座のギャラリーせいほうとの付き合いが12年になったと書きましたが、カメラマンとの付き合いも12年になったわけです。気心が知れた仲というのは、こういうことを言うのでしょうか。画像処理をカメラマン任せでやってもらっても、自分の好みに合う仕上がりになっています。私はずっと同じ大きさ、同じページ数で図録を作ってきました。当初図録のサイズを揃えることに拘るつもりはなかったのですが、同じシリーズの図録が12冊あれば、それなりに説得力をもつものになっていると感じます。よくぞこんな図録を12冊も作ってきたなぁと思っています。図録の最終ページにセルフポートレイトを掲載していますが、12年前に比べると自分の加齢を意識せざるを得ません。今後アップはやめておこうと思いました。私の気に入っているページは、野外工房にスタッフ総勢が出てきて、作品を組み立てている場面を撮影した見開きが好きです。それから室内工房で作品全体を撮影した見開きも気に入っています。図録は集合彫刻を作る者には重要なもので、解体して倉庫に仕舞いこんでしまうと作品を確認できるのは図録だけなのです。図録は自分とカメラマンが協働する作品のひとつです。図録の印刷は2週間を見積もっています。