2018.04.11
社交性と内向性、自分はどちらかに偏っているとすれば、内向性だと思っています。公務員管理職としての立場があると、どうしても大勢の人の前で話をする機会や、情報交換等で人と交流する場面が多いのですが、私の性向としてはやはり内向性が強いかなぁと思っています。社交性は私が努力して身につけたもので、他人に話しかけるときは気遣いがあって緊張もします。相手の気持ちに添うようなことを言ったり、思いを汲んだりするのは、私が社交性のない証拠で、苦手意識の裏返しではないかと思っています。反面、一人で何か作業をしているときは内心ホッとしていて、もう一人の自分と対話しながら過ごしていることもあります。結婚したばかりの頃、私は時折独り言を呟くので、家内から怪しまれることもありました。私はさまざまな場面設定のイメージを辿る癖があって、それが口に出てしまうのです。作品を作るときに陶土や木材に、さも素材が生きているように話しかける癖もあります。工房では若いスタッフがいるので、その癖が悟られないように配慮しています。若いスタッフたちも工房で自らの作品に取り組んでいるときは、他人を遮断していて、彼女たちの動きを見ていると私と同じ性向を持っているのではないかと思っています。こうした内向性は孤独とも違い、社会的繋がりの中で、自分の秘めたる世界を持っているというだけの話で、孤立しているわけではないことを付け加えておきます。