2016.12.27
このところ厳寒の後に、妙に暖かい日があったりして真冬の感覚になれません。そのせいか無性に眠くなったり、体調を崩しそうになります。人は自分の身体の都合を考えず、仕事を優先することが多く、空調が効いている部屋では気候の変動に左右されることはありません。しかし、元来人間も自然界にあって、四季の周期は頭のどこかに刻印されているのではないかと思うことがあります。社会システムが私たち人間に季節感のない不自然な生活を強いていて、それがストレスに繋がっているようにも思えます。気候の変動が激しい時は無理をせず何もしないでいる方がいいのかもしれません。そんなことを考えたのは飼い猫のトラ吉がいたからです。トラ吉は気候が安定している時は、至って活発で下から階段を一気に駆け上がってきます。その勢いで私に飛びついてきます。気候が不安定な時は、ほとんど寝ていて動きません。本能に忠実なトラ吉の生態を観察していると、自分が最近眠くて仕方がないのも頷けます。トラ吉も気持ちよさそうに寝ているからです。猫の生態観察は、決してバカにできるものではなく、時に体調を保つために見習うべきものがあると思っています。私はトラ吉を人間に癒しを齎すペットとは思っていません。人間の都合で飼っているとは思いたくないのです。人間と動物が共存し合う中で、トラ吉の行動が自分の不自然な振る舞いを気づかせてくれるバロメーターであると思っているのです。