Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「発掘〜地下遺構〜」について
「発掘〜地下遺構〜」は、「発掘〜円墳〜」と同じ4月の個展に出品します。「発掘〜地下遺構〜」は4畳大のテーブル彫刻です。テーブルの上の部分には陶彫で作った階段を大小のブロックに分けて配置します。階段は地下へ誘う方法として考えました。建築模型ではないので、きちんと地下につながるものではありませんが、地下を暗示するモノとして階段の造形を利用しました。トルコを旅した時に見た地下都市にも階段があって印象に残りました。人が住むところに階段はつきものです。ギリシャの島々に点在する街にも階段があって、街がひとつの造形物のように感じます。そんな階段のもつ面白い構成に魅かれ続けています。「発掘〜地下遺構〜」はテーブルの下の造形に比べると、テーブルの上にある階段部分が整理されていないと思っています。4月に改めて銀座のギャラリーで見て、課題として今後も考えていくつもりです。階段の造形はまだ継続し発展させていきます。