Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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猛暑の作業場
今年も暑い日が続いています。作業場は身体を動かしていないといられない暑さです。このくらいの気温だと頭を使ってのエスキースは出来ません。ボ〜として頭の中が白くなってしまいます。むしろ単純に木を彫ったり、粘土を練ったりしている方が暑さが紛れて楽です。いったい一日にどのくらいの汗をかくのだろうかと思います。汗をかきやすい体質になっているのかもしれません。ただ汗をかいた方が身体が動きやすくなるのも事実です。木を彫って6時間。粘土を「たたら」にして1時間。そんな具合の一日です。気が急いてもこれ以上作業すると長続きしません。余力を残して終わるというのがいいのです。自分はこんな制作活動に幸せを感じています。ストレスは皆無、一日仕事をした後の充足感は何にも変えられません。創作欲しかない日常はいつまで続くのか、でも完成に近づくにつれ緊張が高まり、言いようのない不安に襲われることもしばしばあります。創作である以上これは仕方のないことですが。                          Yutaka Aihara.com