Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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封じ込めた時間
平日は公務があるので、週末になると気持ちが解放され、創作に没頭することが出来ると今まで考えていたのですが、はたしてそうなのか疑問を覚えました。今日という週末をいつものように木を彫って過ごしたのですが、実際の気分は解放というより、自分の中で封じ込めた時間を生きている感じがしています。限りある時間をどう使うか、刻々と変化する時間にあって、ここまで木を彫っておこうとする意思が働き、ノルマを達成するように作業をしています。先日からブログに書いている「労働の時間」というコトバがとても気になって(または気に入って)決められた時間の中で決められた作業を滞りなくやる行為が、つまり自分にとって「労働の時間」というのかなと思っています。決められた時間は自分が封じ込めた時間でもあるのです。閉塞感を感じつつ、今日という一日を生きてみました。           Yutaka Aihara.com