Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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自分を取り戻す時間
一日のうち自分を取り戻す時間はどのくらいあるのだろうと考える時があります。まず、通勤電車の中で読書をする時間。かなり前から「瀧口修造全集」を読んでいます。ほんの僅かの時間ですが、美術論評に触れる貴重な時間です。帰宅してから過ごす時間。RECORDを描いたり、このブログを書いています。RECORDは2時間程度、ブログは就寝前の30分程度。時々近隣のスポーツクラブに出かけ、1時間程度汗を流してきます。現在はそんなリズムでやっています。昨年は自宅のアトリエで陶彫をやっている時期がありました。今年はとてもそんな時間はありません。帰宅してから真っ暗な植木畑を歩いて、工房に行くのはちょっとシンドいのです。自宅のアトリエは道具や素材が揃いません。それら全ては工房に引越しをしてしまったのでアトリエは蛻の殻なのです。こうしてみると自分を取り戻す時間が少ないと感じます。のんびり過ごすのも自分の時間ですが、のんびりゆったりした時間は自分にはないなぁと振り返っています。            Yutaka Aihara.com