Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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四連休 益子・笠間へ…
毎年の恒例行事になっている栃木県益子の陶器市と茨城県笠間の陶炎祭の見物。親友が笠間で陶芸を始めて何年くらいになるでしょうか…。自分たちが彼の地に行き始めたのは、親友がデザイナーから陶芸家に転身するずっと前からなのです。親友が住みついてから必ずこの時期に彼らに会いに行きます。佐藤陶房を経営する佐藤夫妻の奥さんは、家内と中高生の頃からの親友で、東京芸大を出て現在は陶芸一本で暮らしています。グレートーンの渋い釉掛け、微妙な肌合いの器に魅了される人々も多く、自分もその一人です。毎回何点か購入しているおかげで自宅には佐藤陶房の器が揃ってきました。昨年は大雨でしたが、今日は好天に恵まれたため大勢の観光客で賑わっていました。自分が佐藤陶房の店の奥でくつろいでいる間に、商品が見る見る売れていきました。自分も陶彫をやっていく上で益子や笠間の作家に技法上の参考資料を求め、また毎回刺激をもらって帰ってきます。今回は小さな建造物が点在する心象風景を作った陶作品に自分のイメージと繋がるものを感じました。