Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2014年 制作再開
例年であれば1月2日に制作を再開していましたが、昨日は母の代わりに菩提寺に出かけたり、妹夫婦と会食したり、年賀状の追加を印刷して、あれこれ雑用が立て込みました。昨日は工房に行くのを諦めて身体を休めました。今日は家内の親類が集まりがあって東京新宿まで出かけましたが、その前の朝7時から工房に篭って制作を始めました。今年初めての制作は土練でした。2種類の陶土を20キロずつ土錬機で混ぜ合わせ、小分けにして菊練りをしました。早朝の工房は手が悴むほど寒くて、ストーヴひとつではとても厳しくて腰が引けそうでした。何度も菊練りをするうち身体が温まってきましたが、正月の2日間を朝寝坊をして過ごしたために朝の辛さが身に沁みていたのです。今日のところは土練だけにして明日から本格的に制作を始めようと思います。休庁期間も残すところあと2日間となり、やはり思った通りに制作が進まないので焦ってはいますが、身体を酷使すると昨年暮れのように体調不良にもなりかねないと考えて、今日はこのくらいにしました。それにしても休日の時の経つのは何て早いんだろうと思います。制作の期待をかけていた休庁期間もこんなもので終わってしまうのかと余りにもあっけない結果に肩を落としています。もうまとまった休みは取れないので、いよいよ5月初めまでの週末の日数を計算していかなければなりません。5月初めの図録撮影が間に合うかどうか、ここからが時間との勝負になります。毎年のことですが、1月に辛苦を舐め、2月は耐えて、3月に見通しが立てるようになるというのが定番です。今回はその通りにいくのかどうか、神のみぞ知る制作工程に祈るような気持ちで迎えた2014年の制作再開の日でした。