Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 制作&美大生グループ展
今日は朝から工房に篭りました。制作時間を3時間と見積もって集中した時間を過ごしました。今日も昨日に引き続き、用事が立て込む週末になりました。制作の途中に家内と衆議院選挙に出かけました。今回の選挙には積極的な考えもなく、投票に意味を感じないまま出かけました。投票率が下がることを懸念するマスコミ報道がある中、現時点で自分が考える人に一票を投じましたが、どうもしっくりいかない気持ちでいます。そのまま制作に戻って、彫り込み加飾を続けました。午後1時くらいに作業を終わりにして、工房に出入りしている美大生がグループ展を開催しているので、東京の下北沢まで見に行きました。その子は昼間は国家公務員として働いていて、美大の夜間部に通っているのです。年齢の差はあっても自分と同じ二束の草鞋生活で、創作活動に勤しむ頑張り屋です。現在美大の3年生ですが、同年代の油絵2人日本画2人の4人によるグループ展は、いずれもこれから伸びていく可能性を秘めた展示内容でした。その子は油絵を専攻していて、変形カンバス3点連作を出品していました。自然や人体の一部を切り取った画面構成で、表現力の稚拙さはあるものの、対象に面と向かって立ち向かう姿勢は評価できます。小手先だけでなく器用でもなく何かを掴み取りたいという思いは伝わってきました。今後に期待できる人材だと思いました。