Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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撮影後の安堵感
月曜日から仕事が始まるので、本来なら今日のモチベーションは下がるはずですが、昨日の図録用撮影が何とか無事に終わって、今朝からストレスが脱けたようで心が軽くなっていました。昨晩は肉体的にも精神的にも疲労していて、今日はひょっとして出勤出来ないのではないかと心配しましたが、起床は不思議なほど爽快でした。個展はまだ1ヶ月先だと言うのに、この安堵感は何でしょうか。「発掘~宙景~」の組立てに、昨日までかなり精神的圧迫感を感じていたのでしょうか。スタッフたちの力にこれほど助けられたと思ったことはありませんでした。心強い味方がいてくれることに今も感謝です。まだこれからの作業では梱包があるし、搬入計画や搬出後の保管場所に至るまで、やるべきことはいっぱいあります。例年撮影後も週末は休めず、次から次へと作業をしています。今年も同様ですが、撮影までの道のりが大変だったために、梱包作業は緩く感じられるのではないかと思っているのです。来週から梱包作業に入ります。加えて手狭になった保管用倉庫を工夫しなければ、今年の新作が入りません。ロフトに上げられるモノは全てロフトに上げようと思っています。また一人でコツコツやっていこうと思っています。この時期からもう来年に向けた制作を始めようと思っています。幸い「発掘~宙景~」をA・B両方同時に作っていたので、もうひとつの作品が途中で放置してあり、それを継続すれば新しいテーブル彫刻が誕生します。現在の「発掘~宙景~」の完成する間近になって、もうひとつのイメージが降ってきました。昨日の撮影の興奮が冷めやらぬうちから、もう来年の新作に頭が飛んでしまっています。これも撮影後の安堵感あればこそイメージできるものかもしれません。