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週末 「根景」陶彫部品 もうひと息
今日は朝から工房に篭りました。「発掘~根景~」の陶彫部品がもうひと息で終わります。陶彫は成形と彫り込み加飾が済むと、数週間乾燥させます。「待ち」の時間があるのです。乾燥した作品はヤスリをかけた後、化粧掛けを施して窯に入れます。陶彫は他の素材と違って、「待ち」があるので、早いうちから作り上げておかないと、撮影に間に合わなくなることがあります。今月中に陶彫部品は全て作ってしまうという制作目標は、撮影日程を逆算して設定したものなのです。作品を窯に入れると焼成時間は3日間かかります。私は素焼きをしないので、いきなり本焼きを始めます。釉薬を用いないため、素焼きが必要ないのです。今日は残り2個になった陶彫の成形に取り組んでいました。昼ごろは定番になった近隣のスポーツ施設に出かけ、水泳をして来ました。当初は水中歩行をしていましたが、今日は時間のほとんどを水泳に費やしました。そろそろ水泳も本格的にやろうかなぁと思っています。午後になって工房に戻り、乾燥の進んだ作品に仕上げのヤスリをかけて、化粧掛けを施しました。いつもなら夕方4時くらいまで夢中で作業をしているのですが、今日は疲労があるせいか作業が捗りませんでした。毎回、土曜日はウィークディの疲労が残り、その分を日曜日で挽回してきましたが、今日はちょっと様子が違いました。昨日早朝に作業をして、すぐ東京や千葉の美術館に出かけたことが原因だろうと思います。4つの展覧会を見て回ったことが身体的に厳しかったらしく、今日はいつものように力が入りませんでした。水泳もやめておけばよかったかなぁと後悔しましたが、万事休す。とにかく今日仕上げた分を窯入れして作業の幕引きにしました。加齢によって体力がなくなったとは思っていません。昨日の動きから今日までを振り返れば、若い体力を持ってしてもフラフラになったでしょう。意欲が身体を顧みず、とことん自分を痛めつけてしまうことが過去にも結構ありました。頑張りすぎる嫌いが私にはあり、セーブが効かなくなるのです。来週まで体力を温存して、仕切り直しをしたいと思っています。