Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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NOTEから見えてくること
NOTE(ブログ)は、2006年3月16日から書き始めています。NOTE(ブログ)を始めて数か月は時々アップする状況でしたが、その年の後半から毎日書くようになり、10年以上にわたって就寝前の時間帯にパソコンに向かう習慣が定着しました。今日を加えると4389日分のNOTE(ブログ)をホームページにアップしています。日記としてその日の記録を残したものは、全体を見ると意外に少なく、週末の陶彫の制作状況を書いたものがほとんどを占めています。アーカイブを読むと、その時の焦りや憤りが甦ってきます。創作活動は強烈なインパクトがあるのだろうと振り返っています。陶彫だけではなく、RECORDのこともその日の気分がよく伝わります。普段は苦しんだことなど忘れているのに、NOTE(ブログ)には苦悩が刻まれていて、自分の足跡がよく掴めます。鑑賞では、美術展や映画やその他のことで詳しい感想を載せていますが、そのためか印象が鮮明になっているのが嬉しい限りです。こうした鑑賞した展覧会や演目の選択でも自分の嗜好が現れていて、自分の求めようとする何かが浮き彫りになっています。創作活動や鑑賞を通して、私は自分探しをしているのだろうと思います。若い頃に滞在した欧州のウィーンや当時旅した東欧やエーゲ海沿岸、最近になって夏に旅しているアジア各国も、自分を探しに出かけていると言っても過言ではありません。ここ10年で読んだ書籍にしても自分探しという意味では同じと考えています。その記憶や記録をNOTE(ブログ)に残すことが出来るのは幸福なことだなぁと思っているところです。