Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休 寒さとの闘い
寒さと闘っているというのは多少大げさではありますが、一日工房で作業した後、自宅に戻ってくると疲労で動けなくなるのは事実です。工房は断熱材等の内装がないので、室内温度はほとんど外と変わりません。朝早く工房に入り、ストーブを炊きますが、そこに表示される温度は2度であることが多く、冷え切った空気の中で暫しストーブが点火するまで、傍を離れることが出来ないでいます。まさに寒さとの闘いなのかなぁと思うところです。今日は成人の日です。晴れて良かったなぁと思うのは、数年前突然の大雪に見舞われ、大変な思いをした新成人が多かったのではないかという記憶が甦るからです。その日家内は邦楽器2丁を持って神奈川公会堂に出かけていました。大雪で駅から家まで帰れず、私が徒歩で迎えに行ったことがありました。私が低音三味線一丁を担いで雪の中を一緒に帰ってきました。家内は長靴を急遽買ったようで、和服に長靴という格好で私を待っていました。タクシー待ちをする新成人たちの晴れ着が長い列を作っていました。今日も朝のうちに家内を同公会堂に車で送りました。私は夕方まで新作の陶彫制作に挑んでいました。成形1点と彫り込み加飾2点が今日の制作ノルマでしたが、寒さのため手が悴んで夕方以降の作業が進められず、少しノルマを残して工房を後にしました。この3日間は自分なりに頑張ったと評価していますが、寒さの疲労を持ち越さないようにするため、睡眠はよく取ろうと決めていました。夏の暑さや冬の寒さは制作工程に影響を及ぼすと考えていて、そこを考慮しておかないと身体を壊すのではないかと思うところです。