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連休⑤ 令和は音楽会でスタート
今日から令和元年がスタートしました。連休は5日目になります。今日は叔父による音楽会が開催される日で、その時間を空けるため、私は早朝7時に工房に出かけ、自宅を出る11時までの4時間、必死になって陶彫成形をやっていました。彫り込み加飾は明日に回すことにして、昨日準備したタタラが硬くならないうちに、今日中に立体作品に立ち上げたのでした。紐作りで裏側補強もやりました。これでテーブル彫刻「発掘~曲景~」のテーブル上に設置する陶彫部品が出揃ったことになりました。いつもなら彫り込み加飾を施す時間を含めて一日7時間の作業ですが、今日は成形だけを端折ってやりました。午前11時に家内と自宅を出て、東京郊外の鶴川にある和光大学ポプリホールに向いました。「福成紀美子&下野昇ジョイフル コンサート」が午後1時半から開演し、テノール歌手として長年オペラやコンサートで歌ってきた叔父の歌声をじっくり聴く機会を持ちました。叔父は現在83歳で、これはもう親戚の自慢話になってしまいますが、今も衰えぬ声量に圧倒されたことは事実です。観客の中に同い年の人もいるはずですが、舞台で見せる叔父の若々しい存在感はどこからきているのでしょうか。コンサートの第一部は「マイ・フェア・レディ」のハイライトをソプラノの福成さんと台詞を交えて巧妙に歌い合い、第二部でそれぞれが本格的な歌唱を披露し、第三部では軽快なオペレッタを合唱する構成になっていました。第二部最初の歌で、叔父が力みすぎて音を外した箇所がありましたが、すぐに修整して臨んだところは、さすがベテランだなぁと感心しました。こうしたアンサンブルは昨年に続いて2回目ですが、叔父の年齢を考えると、毎年開催できるのか心配するところです。親戚縁者の打ち上げで、叔父には興奮冷めやらぬ勢いがありました。意欲が年齢を凌駕する有様を見ていて、私の創作活動もかくあるべきと実感した次第です。久しぶりに元気をもらえたひと時でした。明日は夕方、家内と映画に行く約束をしています。陶彫制作はまた今日のように前倒しになります。明日も頑張ろうと思います。