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横浜開港記念日について
今日は横浜開港記念日です。私たちの職種は例年開港を祝って休日となるところを、通常勤務が始まったばかりのこともあって、今日は勤務を要する日になりました。横浜市の公務員である私は、横浜開港記念日について知っていなければならないものであるにも関わらず、その由縁をきちんと把握していないために、私自身が恥ずかしい気もしています。今日は横浜開港記念日について調べたものを書いてみたいと思います。横浜市から出ている情報によると、開港記念日が制定するまでに紆余曲折があったようです。「最初に調印された日米修好通商条約では、1859年7月4日に開港することになっていましたが、結局アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5カ国すべてに対して 旧暦6月2日に開港されることになりました。もともと神奈川が開港の候補地とされていましたが、 東海道沿いで外国人とのトラブルが予想されたため、 当時、辺鄙(へんぴ)で取り締まりやすい横浜の地が選ばれました。 横浜は水深も十分あり、港として優れていたため、開港後は急速に発展しました。当年の開港当日は特に祝賀行事も行われませんでしたが、1周年にあたる万延元年の6月2日に、山車や手踊りで街中あげて開港を祝ったのが、開港記念日の始まりです。」これによると現在の神奈川区は東海道沿いで多国籍間で問題があったため、そこより田舎の現在西区・中区があるあたりが選ばれて開港になったようです。今年は開港161周年に当たります。それでは横浜開港祭はいつごろ始まったのでしょうか。「横浜開港祭は、1981年に『国際デープレ横浜どんたく』として開催されたのが始まりで、翌1982年に『’82国際デー第1回横浜どんたく』として正式に始まりました。1984年の第3回より『横浜どんたく』となり、1993年の第12回より『横浜どんたく開港祭』、1995年より『横浜開港祭』となり、2020年度第39回を迎えるに至りました。横浜開港祭は、例年、港に感謝し、市民と共に横浜の開港記念日である6月2日を祝い、賑わいのある様々な催しを実施し、まちづくりと観光の活性化を図るために開催される”市民祭”です。」毎年パレードがあって私は楽しみにしていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症のために中止になっています。来年は盛大に行なわれることを期待しています。