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東京オリンピック・パラリンピックについて
今日、東京オリンピックの開会式がありました。「東京オリンピック・パラリンピック2020」は、世界中に蔓延した新型コロナウイルス感染症のために1年遅れの開催となりました。それでも感染者数が減っているとは言えず、国民の中には祝祭どころではないと思っている人も多いと思います。安全安心と謳った東京オリパラは、私たちが考える安全安心にはほど遠いものになっていますが、それでも開幕したスポーツの祭典には、ここまで努力を重ねてきたアスリートに敬意を表して、私は応援を惜しまず、また心から楽しんでいこうと思っています。きっと筋書きのないドラマが展開されるはずです。1964年に開催された東京オリンピックの時、私は8歳で小学校低学年でした。私の家ではテレビを購入して家族で熱心に見ていました。私が子供心にびっくりしたのは国立代々木競技場の斬新な設計で、建築家丹下健三を知ったのはずっと後のことでした。あまりにも幼かった私はそれで建築への興味が芽生えたとは言えず、オリンピックのカッコよさだけが印象に残りました。いよいよ始まった「東京オリンピック・パラリンピック2020」。この課題山積だった祝祭を後世の人々はどう評価するのでしょうか。