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映画「ゴジラvsコング」雑感
今日は朝から午後まで工房で制作をしていて、夕方になってから家内と映画を観に行きました。いつものミニシアターではなく、今日はスケールの大きい娯楽映画が観たかったため、エンターティメント系の映画館に足を運びました。観た映画は「ゴジラvsコング」。怪獣映画の2大スターが過激なバトルを展開するもので、気晴らしには格好の映画でした。映画には社会性を扱ったものの対極に娯楽に徹したものがあります。今日の気分は、2大怪獣が暴れまわり、大都会を破壊する場面が織り込み済の、鬱憤晴らしにはちょうどいい娯楽性を求めていたので、充分満足を得ることができました。映画史上ではゴジラは日本で生まれた怪獣、コングはアメリカで生まれた怪獣で、私が幼い頃に両親に連れて行ってもらった日本製映画「キングコング対ゴジラ」がありました。今回の作品は米国製でしたが、特撮技術はさすがアメリカと言えるほど凄まじいもので、その格闘場面に眼が釘付けになりました。地球の守護神とも言えるゴジラが何故突如出現したのか、それはアメリカの巨大企業が密かに開発していた兵器によるもので、ゴジラ自身の存在を脅かすであろう研究施設を破壊するためにやってきたのでした。ゴジラは人類にとって敵にも味方にも成り得る存在として描いていました。一方コングは人類が管理している環境の中で生活をしていたのですが、人類の生存をかけた対抗措置としてコングをその環境から連れ出し、ゴジラに立ち向かわせることにしたのでした。しかしながらこの映画は荒唐無稽なストーリーよりも2大怪獣の格闘場面に見せ場があって、ストレス解消には最大の気分高揚を味わえる映画ではないかと思いました。