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note

歯科治療で思い出すこと
今日は私の主治医のいる歯科医院に出かけました。思えば昨年も3月に歯科治療に行っています。私は歯の磨き方が悪いのか、定期的に歯のメンテナンスが必要で、今日は歯の治療というより歯についた汚れを落とす作業をお願いしました。昨年は歯の治療のついでにクリーニングをやっていただいていたのですが、1年経つと歯の汚れが目立ってきます。私が行っている歯科医院は、横浜駅西口から徒歩数分のところにある鶴見歯科医院です。親の代からここを利用していて、横浜駅近隣の便利な環境と、的確な判断をされる勤務医が大勢いるため、私はここしか歯科医院を知りません。これほど長く通っていると今までいろいろなことがありました。私がまだ教職についている頃、卒業生がここの歯科衛生士になっていて、偶然にも再開した時の話です。彼女は私を見つけると、即刻私の担当歯科衛生士になりました。私は多くの生徒の中で彼女の存在を知っていましたが、真面目で目立たなかった生徒だったために、気にかけることはありませんでした。卒業して数年経っている彼女は美しくなっていて、白衣が似合っていました。「先生は歯の磨き方が駄目だなぁ」と不躾ながら親しみを込めて言ってから、私の口の中で治療器具を思う存分使っていました。私は恥ずかしくて、些か気が滅入りました。教壇に立っているとこんな偶然もあるんだとその時は思いましたが、教職を長くやっていると、教師なら誰でも少なからずこんな経験があるのかもしれません。もう彼女は鶴見歯科医院からいなくなっていますが、親切で丁寧な仕事ぶりから見て、今もどこかで活躍しているのかなぁと勝手に思っています。今日のNOTE(ブログ)は妙なテーマになってしまいました。