Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 日記としての小さな手帳
私は教職にあった頃から、バインダー形式の小さな手帳を使っています。最初の頃は時間割や教材の準備などをメモしていましたが、授業内容等の詳しいことは大きめの週案を使っていました。週案は管理職に提出を求められることもあったので、外向きの内容にしていました。小さな手帳は自分なりのメモとして重宝しており、管理職になってからは出張のことや提出書類や校内の状況などを簡略して書き込むようになり、週末には創作活動のことも書いていました。学校を退職してから手帳には専ら創作活動の状況ばかりを書き込むようになりました。この日は土練りをしたとか、成形や彫り込み加飾、仕上げや化粧掛け、焼成についてもメモしています。画材の注文や調達した材料のことも書いています。工房に朝何時に出かけ、夕方何時まで制作していたとか、近隣のスポーツ施設に水泳に出かけたことも書いていて、その日の行動が一目でわかるようにしてあるのです。とくに美術館や映画館に鑑賞に出かけたことも書いていて、後で振り返ると、その時の記憶や感銘を受けたことが思い出されてきます。家内を演奏会場まで送り迎えしたことも書いていて、これを見ると私が退職したことで、家内は結構助かっているのではないかと思います。私はこのNOTE(ブログ)はパソコンで作っていますが、手帳には当然手書きで書き込んでいます。仕事を退職すると文字を書かなくなると人から聞いていますが、私の場合はそんなことはありません。生真面目な性格なので、几帳面な文字をコツコツ書き込むのが好きなのです。今日は朝、家内を演奏会場に車で送った後、美大生を乗せて工房にやってきました。夕方まで工房で彫り込み加飾をやった後、美大生を送り届けました。そんな日常をメモして明日へ作業の積み上げを行っていくのです。