Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 年の瀬にかけて…
12月に入って最初の日曜日です。教職に就いていた頃は、師走と言うのは教師が多忙を極めることだと理解していて、実際に年の瀬にかけて仕事が多いのに辟易していた時期でもありました。その年が暮れて、新しい年が始まるという意識は、何も教職に限ったことではなく、退職した今でも襟を正したいという心持があります。それなら今月はここまでやっておこうという目標があってもいいのかもしれません。以前は月ごとに目標を決めていましたが、創作活動一本になってから、ダラダラと過ごしてきた日常生活に喝を入れるために目標は必要だろうと考えました。と言っても陶彫制作は来年の春に2024年個展の図録用写真撮影をするため、今は陶彫立方体を只管作ることを心掛けているのです。それに呼応して2022年のRECORDも陶彫立方体に合わせて作っていますが、RECORDに関しては今年の分があるので、これは今月中に頑張っていこうと思っています。実際のところRECORDの下書きは、ほぼ日付通りに進んでいますが、完成が覚束ない状態です。これを何とか目標に据えていこうかと思います。読書は南洋諸島で活動した画家の伝記がそろそろ読み終えるので、次なる書籍をどうしようかと思案しています。先日、美術館のギャラリーショップで購入したイタリアの画家カラヴァッジョに関する論文があり、これを読んでみようかと思っています。頁を捲ると本格的なカラヴァッジョ論であるらしく、単なる伝記ではない章の運びが見て取れます。ちょっと面白そうです。今月も制作等やることが多いので、今月中にカラヴァッジョ論が読み上がるかどうか分かりませんが、挑戦してみようと思います。