Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 個展搬入・展示について
日曜日になりました。今日は三連休の中日にあたりますが、明日から私の個展が始まるので、その搬入日になりました。朝10時に運搬業者2人が工房にやってきて、梱包した作品を積み込みました。こちらのスタッフとしては、後輩の男性彫刻家と教え子の女子3人が集合しました。業者のトラックを追って自家用車で首都高速を東京銀座に向かいましたが、途中事故渋滞があって、12時近くにギャラリーせいほうに到着しました。ギャラリーで梱包を解いた後、業者は空の木箱や梱包用ビニールシートを持って会社へ戻っていきました。昼食は予約した銀座ライオンでとり、ギャラリーで展示を始めました。教え子たちは昼食といい、ギャラリーの環境といい、すべてが銀座体験であり、彼女たちの記憶に残るのではないかと思います。私自身にもそんな思い出があるからです。さて、今年の作品をギャラリーで見ると、まとまりすぎる嫌いはあるものの、空間センスはいいのではないかと自負しています。彫刻は置かれる環境によって効果が左右されます。図録撮影を行なった野外工房や室内工房と、個展会場であるギャラリーせいほうでは、雰囲気はまるで異なり、作品そのものをじっくり見るのならば、白い壁に囲まれたギャラリーせいほうがベストです。野外工房や室内工房は、周囲の陽光や風が齎す自然のあるがままの状態が活きていて、それはそれで彫刻の味わい方のひとつだろうと思います。今年は壁に掛けた平面作品2点が従来の私の個展と違う要素を齎しています。これは炭化した杉板を用いたレリーフで、厳密には平面作品とは呼べませんが、周囲から見ることができる彫刻からすれば、視点を限定する作品は平面作品と呼んでも構わないと判断しました。この立体と平面の両方から表現を試行する方法は来年も継続するつもりです。私は図録撮影日と今日のような搬入日で、自分の作品に評価を下します。今回も決して満足のいくものではありませんでしたが、これを展示発表することはやぶさかではありません。後はこれを鑑賞に来られた人たちがどう感じるかです。