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映画「『鬼滅の刃』無限城編 」雑感
公開早々、大変な観客数を記録しているアニメーション映画を、私も観たいと思っていました。私は「鬼滅の刃」は初めからテレビで観ていて、その後映画の「無限列車編」も観に行きました。映画「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は、工房での制作があまりに暑いので一時的にそれを避けるために、今日は家内を誘って鴨居にあるエンターテイメント系映画館に観に行ったのでした。映画が始まるとすぐにその人気の理由が分かりました。ストーリーを追うとネタバレになりますので、その状況だけを取り上げて書いていきます。私が惹き込まれたのは、無限城の縦横に描かれた構築物の凄さで、剣士たちが落ちていく描写とそれを捉えたカメラワークでした。その裏側の制作が知りたかったので、図録を購入しました。「動く無限城を舞台にキャラクター達が縦横無尽に戦いを繰り広げる。キャラクターが回りこめば自然と背景も回っていく。背景が回るということは3Dで背景を制作する必要がある。その場合、作画に3Dが合わせていくこともあれば、3Dに合わせて作画を描いていくこともある。いずれにせよ、空間設計からキャラクター芝居の精度まで大変な作業であることは容易に想像がつく。その数、実に680カットにのぼったという。2時間30分を超える長尺の映画で総カット数は2000を超える。それだけでも膨大な物量なのだが、それに加え、全体の約30%を超える680ものカットが3Dのカメラワークを必要とする内容になっていることに驚かされる。」その見応えは充分で、日本のアニメーションの水準が示されていました。内容は鬼と剣士の戦いの連続ですが、「鬼滅の刃」の常套手段と言うべきか、剣士にも鬼にもその育った過程での幸せだった時代があり、怨念に憑りつかれた時代があって、それがストーリーの骨格を成していました。「無限城編」は長尺の映画と聞いていたので、割と覚悟して観ていたのですが、その長さを感じさせないほど、面白いエピソードが盛りだくさんでした。まったく退屈することはなかった「『鬼滅の刃』無限城編 」でしたが、これが「第一章 猗窩座再来」なので、これに続く「第二章」があり、密度の濃い画像を作り上げるために、次の公開はいつになるのだろうと思っているところです。