Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

長崎旅行2日目
今日も長崎は朝から小雨が降ったり止んだりしていました。「長崎は今日も雨だった」という歌謡曲がありますが、濡れた路面を見て長崎らしさを感じていました。今日の目的地は軍艦島です。軍艦島はネットでツアーに申しこんでいたのですが、天候が荒れると上陸できず、ましてや出航も危ぶまれる事態になると知って、直前まで行かれるのかどうか不安でした。桟橋で予定通り出航と聞いて安心しました。出航まで時間があったので、復元された出島を見てきました。埋め立てが進んで現在は街中に出島があり、また出島が以外や狭いのに驚きました。さて、軍艦島ツアーの時間になると太陽が顔をのぞかせ、かなり日差しが厳しくなってきました。家内は麦藁帽子をレンタル、私の頭に巻いた手ぬぐいからも汗が滲んできました。海上は凪でしたが、それでも外海に差し掛かると船はかなり揺れました。船の苦手な私は酔うのではないかと心配しましたが、軍艦島が見えた時は揺れる甲板にしがみつきながら、カメラのシャッターを夢中で切っている自分がいました。上陸すると廃墟となったコンクリート建造物に自分の心が奪われて、暑さも感じなくなっていました。詳しい感想は機会を改めます。軍艦島から帰って、午後の時間は長崎定番の観光コースに戻りました。亀山社中、眼鏡橋、新地中華街でちゃんぽんを食べて、唐人屋敷跡を散策してホテルに戻ってきました。A・ロペス展を開催中の県立美術館にも立ち寄りましたが、これは東京渋谷で見ているので、美術館カフェで休憩を取ったに過ぎません。美術館が妙に落ち着くのは職業柄かもしれないと思いました。夜は稲佐山展望台夜景ツアーに参加しました。海岸に山が迫る長崎ならではの景観があってこそ生まれた夜景は日常を忘れる美しいひと時でした。