2014.01.23
一週間のうち2回に分けて焼成を行わなければ、「発掘~層塔~」は5月の完成に間に合いません。日曜日の夕方に窯入れし、水曜日に窯出し、窯の中を入れ替えて2回目の焼成を始め、土曜日に窯出しをするサイクルで行っていますが、昨日は職場絡みの夜の会合があって、帰宅が遅くなり、つい夜の工房へ行くのを忘れていました。夜中の12時頃に気づいて、早急に工房に出かけ、窯の中の作品を入れ替えました。ついうっかり窯入れを忘れてしまうと、完成に間に合わなくなる制作工程は、なかなか厳しいものがあると思い知らされました。窯が休む間もなく稼働していることで、窯入れと窯出しに何の祈念も感じなくなっています。今までは炎の神に祈り、焼成の成功を喜びましたが、今はその感慨も次第に薄れてきています。上手く焼成出来て当たり前と考えていると、今にしっぺ返しを食らうことになるのではないかとも思っています。いかなる時も慎重に対処したいと考えるようにしました。焼成があってこその陶彫の醍醐味になるので、日々窯に感謝したいと思います。