2026.07.19
日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今回は美術の分類について雑感を述べていきます。私は大学で彫刻を専攻し、そこに生きがいを見つけ、何の躊躇もなく彫刻家を目指しました。ところが現代の多様化した美術表現は、絵画や彫刻という枠に捉われない表現が数多くあり、昔から言い慣らされてきた分類が時代に合わなくなってきているように感じています。私が所属する日本美術家連盟も絵画や彫刻という分類から、第1部門、第2部門、第3部門になりました。美術系の大学でも絵画(日本画・油画)・彫刻・工芸(各種工芸)・デザイン(各種デザイン)等に専攻が分かれていますが、横断的な表現ができるように配慮している大学もあるようです。私自身は自らの表現活動についても、彫刻という分類が果たして現在作っている陶彫による集合作品に合っているのかどうか、疑問を持つようになりました。現在は平面意識の強い作品も同時に作っていますが、これは果たして絵画と呼べるのか、自分には分かりません。絵画にしても彫刻にしても、西洋美術として明治時代にその概念がやってきました。それは現代アートのような造形を想定したものではなかったので、表現活動の分類について現代に相応しい語彙や分類に変えていく必要があると思います。とりあえず私は陶彫による集合作品を床に置く作品としてNOTE(ブログ)には書いています。加えて杉板をレリーフにした作品は壁に掛ける作品と称しています。それでも私は一般化した彫刻という言葉が好きなので、自らを彫刻家と自称していますが、壁に掛ける作品の比重が増えてくれば、造形作家と呼ぶことにしようと決めています。完全なる平面作品であるRECORDも私は毎晩作っているので、一日の作業を振り返れば、立体と平面の境がないのが私の発するイメージなのです。今日のNOTE(ブログ)には思いついたことをあれこれ述べてしまいました。それでも私が表現活動の最初の一歩で彫刻を学んだことを後悔していません。そこが核になって現在の私が存在しているからです。