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山梨県でミレーを堪能した日
今日は関東甲信越地区の管理職の会議が山梨県甲府市でありました。今日は全体会で明日が分科会になります。私は早めに横浜を出て、一路現地に向かいました。せっかく山梨県甲府市に行くのであれば、会議の前に山梨県立美術館に行って、バルビゾン派のミレーの絵が見たかったのでした。山梨県立美術館はジャン=フランソワ・ミレーのコレクションで有名な美術館です。ボストン美術館とここにしかない「種をまく人」。ミレーがバルビゾン村に移り住んで初めて手掛けた大作です。この「種をまく人」と共に「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」がとりわけ知られた作品で、以前自分もここに来て見た記憶がありますが、もう一度ミレーの絵画群に会いたいと思っていました。農民画家として知られるようになったミレーは、バルビゾン村で農民として暮らしながら絵を描いていたわけではなく、あくまでも画家として生計を立てていたようです。若い頃のミレーは裸体画で成功したものの、周囲の評判が気になって、農民画家に転向したことが文献にあります。山梨県立美術館にはミレーの最初の妻となり、20代の若さで早世したポーリーヌ・V・オノの肖像画があります。私の好きな作品のひとつで、じっくり描き込んだ若い女性の表情に思わず魅了されてしまいます。仕事上の出張とは言え、横浜からわざわざ甲府まできてよかったと思いました。私にとっては山梨県はミレーに会える場所と言っても過言ではありません。