Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「軍艦島」を思い出す
長崎県の端島に行ったのは2年前でした。上空から捉えた端島「軍艦島」は、自分の創作意欲を刺激する景観をしていて、どうしてもここに行かなければならないと思ったのでした。その日の朝は雨が降っていましたが、軍艦島へ行くクルーズが出発する頃には、晴天になり、夏の日差しが眩しく感じられました。軍艦島に上陸し、整備された遊歩道を歩きながら、その脇では海風に晒されたコンクリート壁が今にも剥落しそうで、その素材感に圧倒されました。世界文化遺産に明治日本の産業革命遺産が登録されることになったと今朝の各新聞が伝えています。その中に軍艦島が含まれています。反対の立場をとっていた隣国との意見調整が出来たようで、まずは世界文化遺産登録を喜びたいと思います。自分は彫刻をやっているせいか、崩壊しつつあるコンクリートをどのように保存していくのかに興味津々です。四方を海に囲まれ、台風では海が荒れて塩水を被る軍艦島を、現在の景観を維持するために、どんな技術が導入されるのでしょうか。また危険地域に入れるような手立てはあるのでしょうか。もう一度訪ねてみたい軍艦島。実はそこに自分の陶彫作品を置いてみたいとも思っているのです。