2017.04.20
毎晩、工房に通って1時間から2時間くらい陶彫の制作を続けてきました。仕事から帰宅して夕食前に工房に出かける生活が習慣になってきました。夕食前の方が制作が進むのは、空腹を抱えていた方が創作活動には調子がいいと思っているからです。空腹が満たされると意欲は一気に落ちていきます。それでも自宅の食卓でRECORDの下書きは何とかやっています。工房では追加の小さな陶彫部品の成形と彫り込み加飾を、漸く16個終わらせました。夜の照明の下では細かい仕事が向いているように思えます。微細な彫り込み加飾は、まさにそうした環境に適していると言えます。この小さな陶彫部品はテーブルの脚を支えるボルトの頭を隠す役目があります。隠すだけではなく全体のデザインバランスとして、陶彫の大きさや加飾の文様を決めたので、かなり重要な部品のひとつであるわけです。夜の工房は不思議な雰囲気が漂っています。夜行性の制作姿勢を貫いている作家が多いのがわかります。周囲が暗いだけで非日常的な感じがするのです。集中力も高まります。気候も凌ぎ易い温度になり、週末の昼間に土練りや大きな成形を行い、ウィークディの夜に小さな成形作品に彫り込み加飾を施すというのが、理想的な制作方法で、今はまさに理想的な日常を送っているのです。小さな陶彫部品16個は乾燥棚に置き、乾燥後は仕上げをして化粧掛けを施します。引き続いて頑張りたいと思います。