Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末の凝縮した時間
この週末も制作三昧で凝縮した時間を過ごしました。瞬く間に過ぎていく時間に追われるように杉の柱に鑿を振るい、雛型の小さな柱に小刀を振るい、RECORDの今日の分を仕上げています。ゆっくりお茶を飲む暇もありません。充実していると言えば、その通りですが、創作への意欲が他のことを考える気持ちや身体の疲労に打ち勝っているのかもしれません。考えてみれば10年位前からずっとそうしてやってきた訳ですが、さらにその前は自分の作品の方向が定まらず、今の充実とはほど遠い生活を送っていました。何かのきっかけで自分が見つかり、何かわからないけど確かに存在する目標に向って走り出した感じです。これはいつまで続くのか見当もつきませんが、生きている実感がもてる唯一の時間を過ごしていることは間違いありません。