Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

三連休 新作屏風が佳境
今日から三連休。朝から工房にいて新作屏風の木彫部分を作っていました。今日は寒い一日で、工房の広さにしては小さいストーブを点けていました。若いスタッフが2名来ていて、一人は油絵の下書きを、もう一人は石膏を使ってレリーフ状になる画面を作っていました。自分の新作屏風はいよいよ佳境に入ります。畳大のボックスの中に内包された空間と外に現れる空間を作っています。全体のバランスを見ながら作っていますが、思案することが多く遅々として作業は進みません。全体をじっと眺めていると、どこも気に入らなくなってきます。全てを取り除いて、最初から仕切り直したくなるのです。気持ちを思い留めて少しずつ先に進めようとしますが、部品の組替えをした方がよいのではないかとか、全体を貫く何かが足りないとか、さまざまにイメージが塗り替えられて混乱しています。明日、もう一度見つめ直して判断をしていきたいと思います。明日も継続です。