2012.01.07
休庁期間が終わって、3日間出勤した後の三連休はとても有難いし、また貴重な時間です。「発掘~混在~」の制作に対するモチベーションが保てたまま三連休を迎えられるのが良いと感じます。この三連休で6点の屏風に内包する木材部分を全て終わらせるという目標を立てました。週末ごとに小さな目標を設定して作業をしていくのが自分のやり方で、三連休は少し欲張りな目標にしています。身体は結構きついのですが、ここが頑張りどころです。朝9時頃から夕方5時まで作業を続けました。夜は近隣のスポーツ施設に出かけて水泳をしてきました。実はこの全身運動が作業にはとてもいいのです。木彫や陶彫の制作では身体の一部分に負担がかかります。立体作品の制作には屈んだり中腰になったりする場面も多く、無理な姿勢で長く作業をやっていることもあります。素材の重量も身体に相当負担をかけるものです。彫刻制作は重さとの闘いと言えます。石や金属を扱う作家は、工夫をして重さに対する負担を軽減しているのです。木や陶は石や金属に比べれば多少軽い物質ですが、たとえどんな素材であれ自分の作品のように巨大になれば同じです。この三連休で掲げた目標を具現化できるように明日も朝から工房に行きます。