Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 社会的促進の作業
一人で部屋に篭って勉強しているより、カフェ等で他者の視線を感じながら勉強した方が捗ることがあります。学習環境として複数の生徒がいる教室を有している学校は、その最たる施設なのです。これは心理学でいう社会的促進で、他者がいることでお互いの作業が捗る効果です。昨日と今日は工房に若いスタッフがきていました。彼女は大学院生で修了制作に向けて準備を始めているところです。大学院の工房は茨城県取手にあるため、通学時間のことを考えると、相原工房の方が彼女の自宅に近いので最適と言えます。私も若いスタッフがいることで作業が進みます。まさに社会的促進です。私自身はウィークディの疲労もありますが、そろそろ制作工程を考えると余裕のない状態になっています。若いスタッフは直接私の作品制作を手伝うこともありますが、寧ろ同じ空間で共に作業をしている状況を作ってくれている方が、私には有益です。今日の私は乾燥が進んだ陶彫部品3点にヤスリをかけ、化粧掛けを施し、窯に入れました。その後、昨日タタラにしておいた陶土を使って成形を1点作りました。一日の作業としては精一杯でした。若いスタッフは修了制作のための雛型作品を作っていました。彼女も一日の作業として精一杯だったのではないかと思いました。工房を去り際に窯入れしたので、3日間は工房が使えません。木曜日の建国記念日には焼成が終わる予定です。建国記念日に次の作業が待っています。