Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

16’個展図録の打ち合わせ
先日、作品の撮影が全て終わり、図録制作のために画像を確認したり、選んだりする打ち合わせを今晩持ちました。懇意にしている2人のカメラマンが夜9時に自宅にやってきて、画像を見ながら話し合いました。以前のNOTE(ブログ)に書いたことがありますが、私の作品は集合彫刻のため、組み立てと設置に時間がかかります。展覧会の時でないと作品の全貌を見せることが出来ません。普段は工房の奥にある倉庫に仕舞い込んであって、それぞれ部品を解体して手製の木箱に入れて保管しています。そんな手間のかかる彫刻作品を簡単に見せられるとすれば、図録やホームページの画像しかありません。図録は自分にとって大切な広報用アイテムで、画像処理にも神経を使うところです。ずっと私の作品を取り続けているカメラマンとは10年以上の付き合いになりますので、自分のことをよく理解してくれています。自分がやっているアナログな制作と、カメラマンがやってくれているデジタルな画像が、両輪のようになって「発掘シリーズ」の世界を表現していると思っています。今年の図録も力の入ったものになりそうです。