Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 砂マチエール施行日
今日は「発掘~座景~」のテーブル4点に砂マチエールを施す作業をしました。テーブルにはそれぞれ変形した格子状の穴が刳り貫いてあって、それらに砂を貼っていくのは大変な作業なのです。工房によく出入りしている女性スタッフを3人呼んでいて、彼女たちの粘り強い仕事に期待していました。結果は期待通りの出来栄えで、3人のスタッフに心から感謝を申し上げました。砂も硬化剤も東京文房堂から取り寄せたもので、これを薄く厚板に貼っていくのです。ただし左官業者と異なるのは、砂を均一に貼るものではなく、微妙にニュアンスをつけていきます。3人のスタッフは全員アーティストで、日頃から工房で自らの作品を作っています。絵画的感覚が問われる表面処理ですが、彼女たちは難なくやってくれました。今日を砂マチエール施行日と決めて、今まで私はその準備に追われました。穴の刳り貫き作業は思ったより厳しく、今日までに4点出来るかどうか、内心ヒヤヒヤでした。制作工程には越えなければならない幾つかの壁があります。今日の作業はそのひとつでした。多少無理をして準備を進め、スタッフを集めているその日までに何とか間に合わせていくというのが、制作工程を効率よく進める秘訣です。明日を予備日にしてありましたが、今日全てが終わったので、明日スタッフにとっては自らの課題を行う制作日になります。工房を彼女たちが自由に使えるのは、私とのこうした関係があるためです。明日は私も久しぶりに陶彫制作をします。砂マチエールが完全に乾いて定着するまで約1週間かかります。テーブル4点はこのまま放置です。朝9時から夕方4時まで頑張ってくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。