Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 陶彫成形のやり直し
今日は朝から工房で制作に明け暮れました。スタッフは2人来ていて、それぞれの課題に向き合っていました。職場から絵を描きに来た職員も遅れて到着しました。今日の工房は賑やかでした。通常通りの制作風景でしたが、乾燥を待っている陶彫部品のひとつが罅割れをしていて、私はその作品を再度作りなおしていました。昨日タタラを作っておいたのですが、それを使っての陶彫成形のやり直しで、制作工程は足踏みをしてしまう結果になりました。陶彫に長く関わっていると、いろいろな場面があり、これも仕方がないと思うようになりました。罅割れた作品は焼成前なので、ハンマーで叩いて粉にして、水を打って陶土として再生しようと考えています。元通りにするには、かなりの時間を要しますが、陶土は無駄にしないように努めているのです。午前中は陶彫成形に時間を費やし、午後は土錬機を回して40kgの土練りを行いました。作業途中から作業着の下に来ているセーターを脱ぎました。気候は着実に春に向かって暖かくなってきているようです。喉も渇くようになりました。身体が動き易くなっているのも気候が緩んでいる証拠かもしれません。週末の創作活動はウィークディの仕事とは異なる神経を使います。ウィークディの仕事をしていると週末が恋しくなり、週末になってみると創作活動の厳しさにクタクタになってしまうのです。来週はまた夜に時間帯に工房に通わなければならず、RECORDやNOTE(ブログ)の時間が取れない日がありそうです。