Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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展覧会や映画館に足繁く通った2月
今日で2月が終わります。今月を振り返ると、今までになく鑑賞が充実していたと思っています。まず、展覧会では「仁和寺と御室派のみほとけ」展(東京国立博物館)、「ブリューゲル展」(東京都美術館)、「谷川俊太郎展」(東京オペラシティ アートギャラリー)、「今右衛門の色鍋島」展(そごう美術館)、「石内都 肌理と写真」展(横浜美術館)の5つに行きました。映画では「日曜日の散歩者」「ロープ 戦場の生命線」「謎の画家ヒエロニムス・ボス」(以上がシネマジャック&ベティ)、「クボ 二本の弦の秘密」(横浜ニューテアトル)の4本を観に行きました。これは1ヵ月の鑑賞としては今までの最大数でしたが、公務員管理職との二足の草鞋生活のため何とか時間をやり繰りして鑑賞を楽しんだ結果です。陶彫制作に関しては小さめのテーブル彫刻に吊り下げる陶彫部品2点を作りました。現在は彫り込み加飾も終わって、乾燥を待っているところです。さらに今月は陶彫成形が2点終わっていて、鑑賞で時間を取られた割には頑張ったのではないかと自負しています。RECORDは相変わらず苦しい制作状況が続いています。今月も多くの下書きを残したまま月を越えてしまいそうで、食卓に彩色を待つRECORDが山積しています。読書は北方ヨーロッパの芸術家を扱った書籍を立て続けに読みました。現在は美学者の著作を読んでいますが、これには興味津々です。今月は寒い日が多く、工房で凍えそうになりながら毎週末は制作に明け暮れました。制作工程を鑑みると決して余裕のある状況ではありませんが、今月の制作は及第点をつけたいと思います。