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山形県へ② 「山の日」に蔵王へ登る
昨日から山形県上山市に来ています。今日は「山の日」です。山形県と宮城県に跨る蔵王にサイトユフジさんの案内で登りました。私の家内はユフジさんと大学の専攻も同じで、直系の後輩になるのです。空間演出を学んでいるのに、ユフジさんはテンペラ画家になり、家内は胡弓奏者になりました。因みに同じ職種の後輩は、同じ専攻出身で木彫家になっています。私だけが彫刻専攻でそのまま彫刻家になっていて、まさに王道を歩んでいるのが私のちょっとした自慢です。蔵王の頂上には御釜と呼ばれる火口に水を溜めた名所があります。私は小さい頃、両親に連れられてここにやってきました。あれから何年過ぎたのか忘れましたが、生憎今日は霧に覆われて御釜は見えませんでした。そのまま蔵王温泉に行き、スカイケーブルに乗ってドッコ沼湖を見てきました。冬になれば有名なスキー場がオープンし、大勢のスキー客で賑わう場所も、夏は人が少なく、この季節に客を呼び込むための工夫が必要かなぁと思いました。蔵王から降りてきて、嘗てユフジさんが勤めていた東北芸術工科大学に立ち寄りました。広大なキャンパスに恵まれた施設があって学生に羨ましさを感じました。今日は土曜日で、しかもお盆のため人影がありませんでした。昼食は「山形一寸亭」という肉そば店に行きました。待ち時間がある人気店のようで、期待通り冷やした肉そばが美味しいと感じました。山形県は野菜や肉が豊富で地酒の種類も多く、健康的な食事が目に付きました。そういえば有名な米沢牛も山形県産だったなぁと思いました。帰りの新幹線の時間を見測りながら、夕方になって山寺に案内されました。奥の院まで歩く時間的余裕がなく、根本中堂に参拝して山寺を後にしましたが、時間が許せば登って見たい衝動に駆られました。かみのやま温泉駅でユフジさんと別れて、帰途につきました。2日間に亘った山形県への旅行が終わりました。前半は島根県、後半は山形県と旅行してきましたが、印象に残る場面が多く、充実した1週間だったと思い返しています。お世話になったサイトユフジさん、有難うございました。