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三連休 作業中の私の癖
三連休の中日です。今日も朝から工房に行って、新作の陶彫部品の制作に励んでいました。昨日準備したタタラを使って根の陶彫部品の成形をやっていました。三連休の制作目標である根の陶彫部品2個のうち、初めの1個目に取り掛かっていました。成形が終わったところで、次の成形に備えて、大きなタタラを複数枚用意しました。陶土の塊を掌で叩いて座布団大に伸ばす作業です。そこでふと気づいたことがあります。制作の後に、私は決まって顎が痛くなっていて、食べ物を咀嚼する時はそれが歯茎にまで影響していることです。最初は歯痛ではないかと思いましたが、何か違うような気がしていました。判明したのは作業中にやっている私の癖でした。力仕事で私は思い切り歯を噛み締めているのです。それはタタラ作りに限らず、土練りだったり、木彫だったり、パワーを必要とする作業になると、必ず顎が痛くなるのです。亡父にも同じような癖があったことを思い出しました。亡父の口癖は「歯ぎしりするまで頑張る」というもので、造園の施工中によく言っていました。夕食になると顎が疲れていて、原因が分からないうちはこれはどうしたものだろうと思っていました。まさか私は歯ぎしりするまで頑張ってはいないのですが、無意識に歯を噛み締めてしまう癖が出ているようです。成形や彫り込み加飾のような神経を使う作業にそれはありません。ですから年中あるわけではないのです。今日は昨日ほど寒くはなく制作は進みました。顎の疲れは別にしても、寒さによる身体全体の疲れはかなりあると思っています。今日は夕方5時に作業を終えました。自宅に帰ると空調の効いた部屋が心地よい暖かさのため、ソファから起き上がれなくなりました。明日も制作継続です。