Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 真冬の制作雑感
日曜日は朝から工房に篭って、夕方まで陶彫制作に明け暮れています。午前9時から午後4時までの7時間、これが今まで私が定番にしてきた制作時間です。陶彫制作に集中してしまうと、7時間はあっという間に過ぎていきます。ウィークディの一日は長く感じるのに、日曜日の制作時間は短いなぁと思うところです。制作は知らないうちに身体を酷使していることがあって、終了時に肩や腰が痛むことがあります。以前NOTE(ブログ)に書いた顎の疲れも無意識に行っているもので、自宅に帰った後にそうした疲労がどっと出てきます。夜になって体調が優れない日もあります。ウィークディの仕事は神経を使うことはあっても、心身ともに動けなくなることはありません。無形なものから有形を作り出す創作活動は、それほど辛いものなのか、自分では分かりませんが、毎週日曜日の夜になると思考が止まったように動けないのはどうしたものでしょうか。私は夏よりも真冬に疲労の蓄積が顕著になる傾向があるようで、これは気候のせいばかりではなく、冬に無理をするのかもしれません。私は真冬生まれなので、暑い夏よりは冬に強いのではないかと自分で勝手に思っていて、実際に制作は冬の方が進むのです。今日は制作ノルマをやや厳しくしていたのですが、多少制作工程を残して作業を終えることにしました。近隣のスポーツ施設に水泳にも出かけました。制作以外のことをやっている方が気が楽になると思ったのでした。水泳をやってみると自らの体調がよく分かります。今日はそれほど体調が悪くなかったのですが、精神面は水泳では分からないので、きっと心が折れそうになっていたのかもしれません。つくづく彫刻という表現媒体は、自分の全てを奪っていくほど大変なものなんだなぁと思います。それでも続けていきます。次の週末を楽しみにしている自分がいるからです。