Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

秋深まる10月に…
10月になりました。芸術の秋と言われる10月ですが、実は休日出勤や創作とは関係のない用事が多く、今月は間隙を縫って制作をしなければならないと感じています。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ると、これは今年だけではなく例年のことのようで制作時間を確保するために工夫を凝らしている様子が伺えます。制作目標として陶彫に関して言えば、第2ステーションの成形、彫り込み加飾の完成と、屏風の下書きが出来れば良いと考えています。屏風をどうするのか、それによって屏風に接合する陶彫部品を考えていかなくてはなりません。床置きの2つのステーション完成の見通しが立てば、次は屏風に制作工程を移していこうと思っています。一番面白いところではありますが、壁に筒状の陶彫部品をどのように這わせていくのか、イメージ通りの狙いになるのか、あれこれ思考することが多いなぁと思います。結局、今月は新作の土台を作る重要な1ヶ月になるでしょう。RECORDは日々きちんと作ることを目標にしていきます。過去の山積みされたRECORDが解消されている今、新たにスタートする気持ちで始めていこうと思います。鑑賞は師匠の池田宗弘先生が所属する美術団体展があったり、見たい展覧会や映画もあるのですが、前述した通り様々な用事が多くて、叶わぬ望みもあるかもしれません。読書は継続です。欲張ると辛くなるのは分かっていますが、夜の時間帯に工房に通えるといいなぁと思っています。たとえ1時間でも陶彫がやれれば制作工程に余裕が生まれます。新作は屏風の処理に時間がかかると思っているので、陶彫制作は前倒しで進めたいところです。秋深まる10月に造形思考も深まる1ヶ月でありたいと願っています。