Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

勤務終了後に地元の美術館へ
一昨日、地元にある横浜美術館で会議を行っていました。神奈川県全土から関係者を集めて開催した大きな会議でしたが、そこでウィークディにも関わらず、美術館の企画展に多くの鑑賞者が来ていたことを知り、私も企画展が見たくなっていました。会議中に抜け出して見に行くことは、主催者側の人間としてさすがに不可能でしたが、日を改めて行こうと決めていました。多くの美術館は金曜日に夜間延長があって、仕事帰りに立ち寄ることが出来ます。横浜美術館も例外ではなく、夜8時まで開館していて有難いなぁと思っています。週末に陶彫制作をしている私にとって、勤務時間終了後に人気の展覧会に立ち寄ることが出来るのは、本当に良い機会を与えてもらっていると感じています。今晩、勤務時間終了後に横浜美術館で開催中の「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展に行ってきました。やはり夜間は鑑賞者もまばらで、ゆっくりと鑑賞することが出来ました。同展は印象派が中心ですが、現在通勤中に読んでいる「モディリアーニ 夢を守りつづけたボヘミアン」(ジューン・ローズ著 宮下規久朗・橋本啓子訳 西村書店)に登場する画家たちの作品が、オランジュリー美術館からやってきていたので、興味を持って見ることができました。モディリアーニも数点の油絵が来日していましたが、本展の目玉は何と言ってもルノワールだったと思いました。詳しい感想は後日改めます。日本人は本当に印象派が好きなようで、現代アートに比べるとさまざまな年齢の人が訪れていました。仕事の後で、瀟洒な未来都市であるみなとみらい地区にある横浜美術館に来るのは、何と贅沢なことか、美術館を出るとイルミネーションが輝いていて、観覧車も美しく彩られていて、夜の散策には絶好の場所だなぁと思いました。これで明日は週末の制作に突入できれば最高なのですが、明日は私の職場では休日出勤日に設定していて、通常通りの仕事が待っているのです。やれやれ。週末の制作はちょっとお預けで、もう一日仕事に頑張ろうと思います。