Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 木彫の完了&窯入れ
図録用の撮影日まであと1週間になりました。つまり来週の日曜日には作品は全て完成していなければならず、ずっとやってきた制作工程は5月31日をゴールにしているのです。そのために今日は何をやるべきか考えました。まず昨日から取り掛かった3本の柱の木彫をやることが最優先です。昨日は夕方買い物に出てしまったので、木彫は半分くらいしか出来ていません。そのために今朝は7時に工房に入りました。昨日大まかなカタチは彫り出していたので、今日は鑿を研ぎながら彫り跡を整えていきました。これは彫刻的な作業というよりは職人的な単純作業でしたが、思っていたより時間がかかりました。木彫が全て完了したのは午後4時を過ぎていました。今日はこれだけで終わらず、乾燥した陶彫部品3点の仕上げと化粧掛けを行い、窯入れまですることにしていました。陶彫部品の仕上げには昨日買ってきたブロックサンダーを使ってみました。やはり道具が良ければ作業も速やかに進み、6時前には窯入れをすることができました。今日は木彫から陶彫の焼成準備まで息つく暇もなく仕事に追われました。ふと我に返ったのは夕方6時に自宅に着いてからでした。朝7時から作業をしているので今日は10時間以上も制作に没頭していたことになります。それでもさらにもう1回窯入れをしないと新作が全て完成とは言えません。水曜日に窯出しと窯入れをしなければならず、そのために今も乾燥をさせている作品に対し、仕上げと化粧掛けを施すことになります。来週は職場が再開に向けて準備をする1週間にしてあるため、在宅勤務が果たして可能かどうか分からず、陶彫の作業をいつしようか思案しています。市レベルの外会議も複数組まれています。今日も我を忘れて作業に没頭していましたが、来週はまるまる1週間我を忘れることもあるかもしれません。自分の体力だけが頼りです。