Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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コロナ渦の文化イベント
私の職種では年間を通じて、いくつかのイベントが計画されています。野外で行う体育的なイベントや室内で行う文化的なイベントがその代表的なものですが、野外に比べて室内で行うイベントは、新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く出て、開催を中止したところもあります。医療機関や保健所の助言に従えば、この文化的イベントの開催を危ぶむ声もあるのですが、職場を運営する効果を考えた時に、多少工夫してでも開催をしていこうという判断を私が行いました。美術作品の展覧会などは比較的開催可能なところですが、合唱や舞踊という身体を使ったものは神経を使わざるを得ません。実際に7月に私自身が個展を開催しているし、美術館へも鑑賞に出かけているので、今日は検温チェックとマスク着用で防備して、終日の文化イベントに臨みました。新型コロナウイルス感染症対策は孤立化を招き、私たちの職種でも少なからず影響が出ています。日本の経済政策も、感染防止をしながら経済を回すことでバランスを取っているようです。私たちの職種でも人々のメンタルな面を、こうした文化イベントでそれぞれ救援や支援をしながら、感染症との綱渡りをしている感覚があります。今年は立場上、難しい判断に度々迫られてきた私ですが、職員と合議を繰り返し、何とか辛うじて職場を運営している状況になっています。それでもやってよかったと思える文化イベントは、芸術や文化のもつ力に生きる喜びを見いだせるので、今日は思った通りの充実した一日になりました。