Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 土練り&土台の穴あけ
今週末は休庁期間に続いていくため、制作目標を立てて計画的に作業を進めていく必要性を感じますが、今週末までは週末毎にやっている流れに従って作業を進めてしまいました。まだ先行きの見通しをもたずに今まで通りのサイクルで作業をしたのです。ただし、本来なら土曜日に土練りをしてタタラを準備するところを、日曜日である今日その仕事をやったのは、私は年休を取って明日を休みにしているからです。明日は陶彫成形を行なう予定です。陶土を使う作業は午前中にして、午後からは土台の制作に取り組みました。今日は土台の穴あけを行いました。穴あけには電動工具を使います。土台は鋭利な角をもつ二等辺三角形に厚板材を切断して使っていますが、その一つひとつに下駄を履かせたような高さを作ります。穴の空いた箇所から陶彫部品がニョキっと顔を出すような効果を狙います。以前NOTE(ブログ)に書きましたが、「構築~起源~」で表現した方法です。加工した土台には全てに砂マチエールを施して、最終的には油絵の具を沁み込ませていきます。これは私の得意とする表現方法で、陶彫部品との融合を目指しているのです。鋭利な角をもつ二等辺三角形がいくつあれば円形に構成できるのか、既に計算済みですが、問題は来年5月までに間に合うかどうかです。それを考えると、休庁期間に出来るだけ土台を作っておいた方が良さそうな気がしています。今日ひとつ作ってみて、かなり時間がかかることが判明しました。休庁期間の制作目標に反映したいと思います。今日は美大受験生が来ていました。彼女は平面構成が得意なことが分かり、次回からはデッサンを中心にやっていくつもりです。私も高校時代は美大の工業デザイン科に入りたくて平面構成をやっていましたが、平面構成は苦手でした。その分デッサンを頑張っていたので、彼女とは真逆な資質を持っていたのでした。私はデザイン科を諦めて彫刻科に進みましたが、今となってはそれで良かったと思っています。夕方、受験生を車で自宅近くまで送りました。