Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 連続した制作の日々①
今月に入り、毎日工房に通う日々が続いています。工房に行かなかった日は、初日の江戸東京博物館に行った日と、13日の東京都現代美術館と東京国立近代美術館に行った日の2日間で、残りの日々は全て工房に通っていました。今までは公務員との二足の草鞋生活で、年末年始の休庁期間に連続して10日間近く制作したことがありましたが、今月のように20日間以上も制作が連続しているのは人生初めてのことです。以前のNOTE(ブログ)に書いたように、職場に出勤している如く、自分で決めた時間に工房に出勤し、夕方まで工房で過ごしています。職場と違うのは重責を担うことがないため神経を使わず、心が常に解放されていて楽しさに溢れていることです。毎年冬場になると、陶土を扱っているせいで、掌が荒れて保湿クリームを使っていましたが、今月は暖かい季節になっているにも関わらず、掌は荒れ放題です。ただ制作工程は思っていたほど進まず、これは陶彫が乾燥を必要とする焼成素材の特徴によるものと理解しています。陶彫は自分のイメージに見合った素材であることだけではなく、二足の草鞋生活で時間を置くことにも有効な素材であったわけです。日曜日の夕方に窯入れをすれば、私は月曜日から水曜日までを校長として学校運営に関われたわけで、水曜日の夜に窯の入れ替えをすれば、週末まで窯出しはせず、乾燥にも焼成にも都合の良い二足の草鞋生活だったのでした。今月は美術館に足を運んだ2日間だけ焼成の時間を取りました。これから美術館に鑑賞に行こうと思っても、3度目の緊急事態宣言が出された今となっては、休業している公共施設が多く、窯入れは連休明けになりそうです。今日も陶彫制作に励みました。明日も頑張ろうと思っています。