2021.07.26
私の個展の時に書道家と版画家がそれぞれ来廊してくれて、案内状をいただきました。書道家は六本木にある国立新美術館で開催中の「毎日書道展」の漢字部門に出品されていて、今回は賞を取っていました。彼は横浜市の校長職にあり、私が退職するまで同僚として多くの相談をさせていただいていました。卒業証書では生徒一人ひとりの氏名を、彼は筆で手書きするそうで、外注に出していた私には真似のできないことだなぁと思っていました。書道の展覧会にほとんど行ったことがない私は、彼からいただける招待状がなければ、書道とは縁がなくなってしまいます。それだけに彼は貴重な知人と言えそうです。次に向かったのは神田駅近くにある画廊でした。私の大学の先輩に当たる人が版画家として活躍していて、そこで版画によるグループ展を開催していたので見に行ったのでした。彼は自然の木々や草をイメージさせる細密な画面を創りだしていて、長い彼との付き合いの中で、作風が俄かに変化の兆しを見せているように感じました。東京は緊急事態宣言が出されている中で、東京オリンピック・パラリンピックをやっていますが、六本木や神田の人出は少ないわけではなく、私も感染症を気にしながら行動をしていました。それでも美術館や画廊は人が少ないように感じましたが、私の内面としては書道や版画が見られて充実していました。午前中は工房に行って、土練りや大きなタタラを複数枚用意していました。半日を創作活動に使い、午後から鑑賞に出かけていくのはなかなか良いものだなぁと思いました。