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秋分の日 千葉の美術館へ
今日は秋分の日です。例年ならもう少し涼しくなっているはずですが、今日は真夏日の気温でした。勤めをしていた頃は休日にならないと時間が取れなかったため、どこかへ出かけるのは休日しかなかったのですが、3月末に仕事を退職してから、混雑が予想される休日よりも平日にしようと思っていました。ところが今日は家内と時間が合わせられなかったために、祭日であるにも関わらず、出かけるハメになりました。出かけた先は千葉県市原市にある市原湖畔美術館です。車で横浜から1時間半くらいなので、ドライブとしてもちょうどいい距離でした。東京湾アクアラインを通るのは本当に久しぶりで、確かアクアライン開通時の間もない頃に、私は一度だけ通過した覚えがあります。高速道路の途中にあるパーキング海ほたるにも立ち寄りました。海ほたるは新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下にあっても混み合っていました。周囲が海に囲まれた独特な景観を再び堪能し、そこのレストランで昼食を取りました。観光客がウロウロしている状況を見るのは久しぶりでした。市原湖畔美術館も地方にある美術館とは思えないほど多くの鑑賞者が訪れていました。この美術館は高滝湖畔にあって美しいロケーションに恵まれた美術館です。美術館の構造も面白く2013年にリニューアルオープンしたことが分かりました。そこで開催していたのが「メヒコの衝撃」展で、メキシコの美術に影響された日本人芸術家8人による大規模なグループ展でした。テレビで紹介された画像を見て、私も行ってみようと思ったのでした。8人とは北川民次、岡本太郎、利根山光人、深沢幸雄、河原温、水木しげる、スズキコージ、小田香で、8人とも表現手段はバラバラですが、それでもメキシコの多様な文化を吸い込んで具現化した芸術家たちでした。詳しい感想は後日改めたいと思います。今日は自分の制作を休んで、千葉県まで出かけたのでしたが、充実した一日を過ごしました。